2003年3月13日(木) 〜 2003年6月13日(金)

QTネット BBIQ 導入開通記

bbiqtop.jpg


2003年3月13日(木)


   来た〜っ! ついにQTNet(九州電話)光通信サービス「BBIQ」で、大分市と
  挾間町の一部がサービスエリアに加えられた。ADSLも真っ青の、100メガクラス
  光ファイバー通信サービスである。憧れの光ファイバーが、ついにオラが町までやって
  来るのだぁ〜っ!

   郵便番号を入力する「サービスエリア確認」では、次の文言が表示された。もちろん
  早速、新規に「申し込み」しておいたのは言うまでもない。

   ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

          お客さまのお住まいはサービスエリア内です。

     ただし、サービス提供エリア内であっても当社設備都合上、サービスをご提供
    できない場合がございますのであらかじめご了承ください。お申し込みいただき
    ますと、さらに詳しい調査を実施して、後日郵送にて、ご提供の可否をお知らせ
    いたします(調査の際に お客さまにご協力をお願いすることがあります)。

   ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

   BBIQのサービスは、プロバイダ料金込みのスタンダードプランが月額5500円
  である。NTTの「Bフレッツ」がプロバイダ料金別であることを考えると、なかなか
  魅力的なお値段だ。もっとも、私の場合もともとコアラユーザーであり、10年前から
  現在もコアラにプロバイダ料金を払い続けていることを考えると、コアラ+Bフレッツ
  という選択肢が無いわけでもない。しかし、NTTのフレッツ系は地域IP網を使って
  おり、「そこがボトルネックになるんじゃないかしらん?」という若干の不安がある。

   対するBBIQは、基本的に九州電力「高圧電線鉄塔」をインフラとする自前ネット
  ワークであり(ですよね?)、回線品質には不安がない。しかも私は、以前QTNetに
  仕事でお世話になったことがあり、NTTのHSD(ハイスピードデジタル)並みの回線
  サービスを、これまたNTTのDA(デジタルアクセス)並みのお値段で提供して頂いた
  ことがあることから、ぶっちゃけたお話「QTNet社のファン」なのである(^_^)。

   今回の新規「申し込み」で、果たして本当に我が家に光ファイバーがやって来るのか
  どうか? 仮にやって来たとして、果たしてどの程度のスピードが出るのか? それは
  現時点ではまだ判らない。しかし少なくとも本日の申し込みによって、新たな楽しみが
  増えたことだけは間違いがない。ADSLではNTT局舎からの線路長に泣かされた私
  だったが(^_^;)、これでADSLを「ブッちぎる」ことが出来れば嬉しいなぁ(^_^)。

2003年4月12日(土)


   午後から、例のQTネット(BBIQ)が我が家の宅内設備の調査にやって来た。3年前に
  自宅を新築した時、「こんな事もあろうかと(真田さん風)」書斎の物入れにMDF室を
  こしらえた私であったが、いよいよ我が家に光ケーブルを引き込む時になって、ついに
  あの時の苦労が実を結ぶことになった! 調査員は「まったく問題なく、光ケーブルを
  引き込めるでしょう」と太鼓判を押してくれた。開通は、早ければ本年5月末頃になる
  見込み。いやはやまったく、実におめでたいことではないか!(^_^)

2003年5月1日(木)


   今日も忙しかったが、夜遅く自宅に戻ってみると、書斎の机上に1通の封筒が置いて
  あった。九州電力の社名入り封筒に「九州電力からお客さまへのご案内」と書いてあり
  中からQTネット社BBIQの販促チラシが出て来た。切手が貼られていないところを
  見ると、今日の日中、QTネットの担当者がこの界隈にバラまいて行ったものだろう。

   先月12日、QTネットが宅内設備調査に訪れた時に聞いた話では、この団地の中で
  光ケーブルを引くのは我が家が一番最初の家であるらしい。現在、光ケーブルは市内の
  春日町にある局舎から「国道10号線に沿って、どんどん南下しているところです」と
  言っていた。我が家のためだけにケーブル敷設工事をやってるわけじゃないから、QT
  ネットが販促チラシをバラまくことは至極当然のことだが、それにしてもこのチラシで
  利用者が増えて、万が一にもスループットが下がったりしたら面白くないお話である。

   会社の仕事が今ほど忙しくなくて、もっと早くに帰宅しておれば、ご近所のポストに
  突っ込まれた封筒を片っ端から引き抜いて回ることも出来たのになぁ(^_^;)と、思わず
  苦笑した私であった。早く来い来い、光ケーブル!(^_^)

2003年6月7日(土)


   午前9時に玄関がピンポンと鳴って、出てみたらこれが(株)東九(通信工事部)の業者
  である。そうなのだ! いよいよ本日が、QTネット社BBIQの開通日なのだ!

  ■ 嬉し恥ずかし、光ケーブルの引き込み

   我が家を訪れた工事業者は全部で4名、クルマ2台で来てくれた。手際良く自宅前の
  電線部分から光ケーブルを我が家に引き込み始める。この光ケーブルは国道10号線を
  南下して来てスーパーABC付近で10号線に別れを告げ、そのまま団地の坂道を駆け
  上がったのち、バス停前の郵便局の角を曲がって我が家にやって来たものらしい。この
  団地の中でBBIQを引き込んだのは、我が家が最初の「1軒目」だそうだ。ご近所に
  バラまかれたチラシを抜き取った甲斐があったというものである(ウソですよ(^_^;))。
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業者4名がクルマ2台で到着
光ケーブルの引き込み作業
書斎(MDF室)まで 引き込む

   引き込み工事は順調に進み、40分後くらいには待望の光ケーブルが我が家の書斎の
  物入れの奥、(自称)MDF室の中に顔を出した! 光ケーブルの被覆にはケーブル長を
  示す数字が印刷してあって、業者は「21350メートル」だと言っていた。それって
  ここまでのケーブル長が21キロメートル……ってことなのかな?

  ■ 宅内工事とメディアコンバータ接続

   部屋の中まで引き込まれた光ケーブルは、業者の手によって慎重に導線から裂かれた
  あと、内部の光ファイバーがむき出しにされる。ファイバーは2芯あって、通常片方の
  1芯のみを使うらしい。このファイバー自体は驚くほど細く、まるで釣糸みたいな感じ
  だった。下の写真(左)で、引き裂かれたケーブルの中から光ファイバーが飛び出ている
  様子が見えるだろうか?
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釣糸みたいな 光ファイバー
光ファイバーを繋ぐ「融着機」
繊細な手付きは 外科医のよう

   この光ファイバーは「メディアコンバータ」と呼ばれる終端装置に繋がれるが、その
  時は2本のガラス繊維を突き合わせてこれを高熱で溶かしてくっつける。ガラス繊維を
  溶かしてくっつける作業を「融着」と呼ぶそうだが、この作業はポータブル式専用工具
  である「融着機」によって行なわれた。か細い光ファイバーを繋ぐ時の業者の手付きは
  まるで外科医のようで、この作業はどう見たって我々素人の手に負えるものではない。
  光ケーブル時代には、マニアはせいぜいカテゴリ5のLANケーブルを弄っているのが
  関の山のようだ。

  ■ 気になる回線速度は?(開通直後編)

   いよいよ開通! 業者は持参した試験用ノートパソコンをメディアコンバータに繋ぎ
  何やら認証らしきことをやっている。その認証が通った直後に計測した速度でなんと!
  驚くなかれ「85メガ」という数字が出てしまったのだ! まさに狂喜乱舞\(^o^)/の
  私であったが、実はこの速度には理由があり、計測サーバがBBIQの網内にあるから
  早いのは当たり前だったのだ。BBIQの網外にある一般的な計測サイトを使用すると
  回線速度は途端に15メガ程度に落ちてしまった(^_^;)。

   ADSL時代にはNTT局舎からの線路長に泣かされ、どんなに頑張っても2メガを
  超えることの出来ない私であった。しかし会社の同僚たちは、たまたまNTT局舎から
  近いところに住んでいる……という理由だけで、さしたる苦労もせず4〜6メガという
  速度を手に入れて威張りまくっていた。この「85メガ」がBBIQの本当の実力だと
  したら、私はあの時に悔しい思いをさせられた同僚たちに向かい「え? なんだって?
  8メガ12メガでブロードバンド気取りかい? お目出たいねぇ(^_^)。 悔しかったら
  少なくとも80メガ超えたあとで、顔を洗って出直して来いや……」てなことも言えた
  はずである。しかし、自社網の外部に出た途端に15メガぽっちじゃ、ADSLに毛が
  生えたようなもんだろう。光ケーブルって、こんな程度のスピードなのかなぁ?(^_^;)

  ■ 今後のレポートに、乞うご期待

   ともあれ、いよいよ我が家も光ケーブル時代を迎えた。気になる詳細は、明日以降の
  日記のお楽しみ……ということで(^_^)。                  (続く)

2003年6月8日(日)


   今日は1日中QTネット社BBIQと戯れた。実はこの「夢の光ケーブル」には大変
  悩ましい問題が山積しており、これを完全に使いこなすためには解決しなきゃならない
  課題も多いなぁ……ということが判りつつあるところだ。

  ■ 非常に遅い新認証方式

   BBIQは 昨年4月にサービスを開始したが、当初の認証方式は PPPoE であった。
  ところが、同社では本年5月からDHCPによる「新認証方式」に移行中であり、ここ
  大分市では先月のサービス開始直後から「新認証方式」が適用されることになった。

   この「新認証方式」を使うためにはパソコン上に専用プログラムをインストールする
  必要があるが、困ったのはこの認証のスピードが非常に遅いことである。専用ソフトを
  使用したログインで約10秒、専用ソフトを使わないブラウザからの汎用ログインだと
  なんと1分半から2分近くも認証に時間がかかってしまうのだ(^_^;)。

   パソコンに電源を入れ、インターネットにでも繋ごうか……と思った時に、わざわざ
  専用ソフトを起動してからログインするなんて、非常に面倒である。ましてやログイン
  するまでの認証時間が10秒以上かかったら、一体何のための「常時接続」なのか良く
  判らないではないか! まるで、アナログモデム時代に逆戻りしたような気分である。

   私はこれまで、アナログモデム→フレッツISDN→ADSL→光ケーブルの順番で
  ネット接続環境を導入してきたが、こんな馬鹿げた認証方式を見るのは初めてである。
  業者に「他ユーザーは文句を言いませんか?」と聞いてみたら、案に相違して「皆さん
  からのクレームは特にございません」と言う。本当か? 本当なのか? もしもそれが
  本当だったら、それって「BBIQユーザーは全員馬鹿です」と言ってるのと同じだと
  思うぞ(^_^;)

   専用ソフトをスタートアップに入れれば、パソコン起動時に自動的に認証することも
  可能だが、それは問題の本質的な解決策ではない。なんと言っても、私自身はスタート
  アップでインターネットに繋ぐほどのネット中毒者であり、そんな男にとってはどこで
  10秒待たされようと、待たされること自体に大きな違いはないからである。
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これが メディアコンバータ
BBIQフォン ターミナル
ブロードバンドルータ 購入

  ■ ブロードバンドルータの導入

   この認証時間の問題を解決する有望な方法は、ルータを導入するということである。
  一番最初にルータで認証する時には同じように(長い)認証時間が必要だが、通常ルータ
  には常時電源が入っているため、一度ルータで認証を済ませておけばパソコンの電源を
  切っても再び認証を行なう必要はない。次にパソコンに電源を入れた時には、すぐさま
  接続を復元させてインターネットに繋ぐことが出来る。

    ● ブロードバンドルータ「NP-BBRS」製品情報

   我が家では、家庭内LANに接続した複数パソコンからインターネットに繋ぐ必要が
  あったので、光ケーブルに対応したブロードバンドルータの導入は当初の計画の範囲内
  だった。というわけで昨日は早速午後から100満ボルトに出かけて、買って来たのが
  上のルータである。IO DATA 製で、スループットが93メガなら文句あるまい。値段も
  たったの 9,799円だった。

   実はこのルータ、QTネットのサポートセンターから「弊社自身が推奨しているわけ
  ではありませんが、メーカーさんの方が弊社への対応を保証しておられる製品です」と
  いう情報を聞いて購入したものである。確かに、IO DATA のWebサイト上でも、この
  ルータは「QTネット対応製品」として紹介されていた。しかし、実際に繋いで使って
  みると、この情報には実に悩ましい問題が潜んでいたことが判明したのである。

  ■ 新認証方式が通らないルータ

   買って来たルータを繋いでみると、このルータではWAN側の認証方式として以下の
  3種類の中からひとつを選択出来ることが判った。

    (1) PPPoE 認証接続方式
    (2) LAN型 認証接続方式 (DHCP)
    (3) LAN型 認証接続方式 (固定IP)

   大分では (2) のDHCP方式を使うはずだから、それでやってみたら なんと認証が
  通らない(^_^;)。散々待たされた挙げ句に「サーバーが見つかりません」エラーが出て
  しまう。試しに (1) の PPPoE 方式で繋いでみたら、こちらはうまく認証が通る。その
  瞬間「やられた(^_^;)」と思った。

   どうやらこのルータは、QTネット対応を謳ってはいるけど、それはあくまでも古い
  PPPoE 認証を使う場合のことであって、先月からQTネットが始めた「新認証方式」の
  DHCP方式には対応していないようなのである。しかもこれは、たまたま私が大分で
  QTネットユーザーになったからこそ気付いたことであり、他県の先行ユーザーは古い
  PPPoE で接続しているはずだから、この問題にはまだ気付いていないかも知れないので
  ある。これを「どっひゃ〜!」と言わずして一体何と言えようか?(^_^;)

  ■ 当面は PPPoE で認証するしかない

   早速QTネットのサポートセンターに電話して、「お宅から教えてもらったルータを
  買ったのに、使えないとはどういうことだ?」と締め上げてみた。先方は、新認証方式
  への移行がこんな問題を引き起こしたことを素直に認めて「とりあえず、移行期間中は
  古い PPPoE 方式を使っておいて下さい」とのこと。

   今回の場合 PPPoE 認証での接続を確認して「QTネット対応」を謳った IO DATA 社
  には罪はないと思う。もちろん、今後のファームウェアのバージョンアップで対応して
  くれれば本当に有り難いが、当面 PPPoE で使っていても 特に困らない。認証にかかる
  (長い)時間の問題だけは、一応このルータ導入で解決したわけだ。      (続く)

2003年6月9日(月)


  ■ 気になる回線速度は?(85メガは幻だったか?編)

   3日前の開通工事の時、工事が完了した最初の開通直後には業者のノートパソコンで
  85メガという信じ難いスピードが出た。以下に、その測定サイトのURLを紹介して
  おこう。ただし、ここはBBIQユーザーでないと繋がらないと思う(悪しからず)。

    ● QTNet-FTTH Test  50M
    ● QTNet-FTTH Test 100M

   ここはBBIQ網内の測定サイトだから「早いのは当たり前」らしいが、私のメイン
  マシンである(遅い) Pentium II 400 MHz 機では、どんなに頑張っても50メガくらい
  しか出なかった。業者のノートパソコンは(やや早い) PentiumIII 機だったから、測定
  結果がパソコンの性能で大きく左右される……ということは確かにあるらしい。

   さらに、私のマシンでは、インターネット上の一般的な測定サイト(例えば ブロード
  バンドスピードテスト 等)で測定してみると、なんとたったの15メガ〜17メガ程度
  しか出ないのだ。これは ごく普通にネットサーフィンしている限り、以前の1.5メガ
  ADSLを使っているのとほとんど変わらない体感速度である。まぁ注意深く比較して
  みて初めて「ちょっと早いかな?」と気付くくらいか?

   もっとも、こういう体感速度は相手が通常のWebサイト(いわゆるホームページ)で
  ある場合に感じる速度であって、スループット自体は確かに以前よりも格段に上昇して
  いるわけであるから、何か巨大なデータファイル、例えば Windows Update のバイナリ
  ファイルなどをダウンロードする時には、それ相当の「速さ」は感じることが出来る。
  その意味では、BBIQのサーバで提供されるサービスがもっと魅力的なものになれば
  ブロードバンド時代のコンテンツを堪能出来るのかも知れないなぁ。

  ■ 奥が深い MTU と最適 RWIN

   さて ブロードバンド時代のパソコンチューニングとして重要なのは、TCP/IP 関連の
  設定である。特に MTU と RWIN については、これをキチンと設定するか否かで かなり
  実効スループットが違ってくるため、ないがしろにすることは絶対に出来ない。私自身
  以前のADSL時代に

    ● MTUという名の暗黒大陸(FAQ)
    ● TCP受信窓(RWIN)の最適化

  という2つのページを参考にして徹底的にチューニングしたものだが、今回BBIQに
  移行したのを機会に、もう一度これらのページを読み直してみたわけである。

   その結果、私はホスト MTU について 重大な「見落とし」をしていることが判った。
  PPPoE 対応の NAT ルータを自環境で使っていると、ルータ側の MSS 調整機能によって
  TCP 接続の MTU (正確には MSS)が変更されることがあるそうだ。試しに、ルータ接続
  してBBIQに繋いだ時と、ルータを外しメディアコンバータ直結でBBIQに繋いだ
  時とで自ホストの MTU を調べてみると、各々の MTU が 1498 と 1500 に切り替わって
  いるではないか。ということは、ルータ接続の場合 最適 RWIN も MTU に合わせて変更
  し直す必要があり、慌ててチューニングをしてみたら、ちょっとスピードが改善されて
  20メガ程度が出るようになった。

   最適 RWIN についてはまだまだ試行錯誤の余地がありそうだが、突き詰めて行ったら
  マシンそのものを最新型にリプレースしたくなりそうで、ちょっと怖い(^_^;)。たかが
  ベンチマークに一喜一憂するのも馬鹿らしいが、せっかく夢の光ケーブルを引き込んだ
  のであれば、これを骨までしゃぶって「かっ飛び」の速さを味わいたいものである。

  ■ 家庭内LANのDHCP構成

   家庭内LANは、またまたDHCP構成を変更せねばならなくなった。今回購入した
  IO DATA の NP-BBRS は、以前に使用していたコレガ製ルータ BAR SW-4P とはLAN側
  DHCPの 3バイト目が一致しないのだ。サブネットマスクが 255.255.255.0 なので
  ルータが 192.168.1.1 と 192.168.0.1 では、LAN側のDHCP構成を変更しなきゃ
  ネットワークプリンタが使えない。

   確か以前、フレッツISDNでヤマハ製のダイヤルアップルータを使っていた時には
  我が家のDHCPは 192.168.0.2 〜 だったのだ。それがADSLになってコレガ製の
  ルータを導入した時、ルータが 192.168.1.1 だったので DHCPの3バイト目を変更
  した憶えがある。今回再び ルータが 192.168.0.1 に戻ったので、またまたプリンタの
  アドレスを変更する必要があるわけだが、こ〜ゆ〜苦労は本当にどうにかならんのか?
  ルータのメーカーは、是非とも自社製品の工場出荷値を「業界共通」にして欲しい!と
  私は思う。常識的に考えて、ルータは 192.168.0.1 にしとくもんでしょ? > コレガ

2003年6月13日(金)


   先日開通したBBIQだが、なんだか日増しに回線速度が低下しつつあるような気が
  する(^_^;)。団地の中まで伸びて来た光ケーブルに、国道10号線沿いの新規ユーザー
  全員がぶら下がっているんじゃなかろうか?と思われるほど、なんだか重くて仕方ない
  のである。

   ブロードバンドスピードテストで測定してみたら、ひどい時には5〜6メガくらいの
  スピードしか出ない場合もある。その直後に20メガくらいに復帰することもあるから
  ますますもって不安定な印象が拭えないのだ。

   光ケーブルの特性上、網内スピードに限って言えば、地域IP網ですべて一緒くたに
  される(はずの)Bフレッツ(NTT)に比べて、BBIQは比較的有利な立場にあるはず
  だと私は思う。問題はBBIQ網内からインターネットに出て行く部分のスループット
  であって、ここが細いと途端にネットサーフィンそのものが遅くなるはずだ。

   色々と悪評の絶えない Yahoo!BB だが、この点に関してだけは資本にモノを言わせて
  強力な回線を使っているはずで、測定の度に回線スピードが大幅にバラつく……という
  現象は(少なくとも私の環境では)発生しなかったように思う。

   結論を言うと、電話局から比較的近い地域に住んでおられる方々は、当面ADSLで
  様子見しているのが一番「お利口さん」ということになりそうだ。もっとも私の場合は
  ADSLでは せいぜい1.8メガ程度しか出なかったから、少なくとも5〜6メガ程度
  出る光に乗り換えたのは「意味のあることだった」と思いたいのですがね……(^_^;)。



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